メタバースから物理カメラを操作。OTOCAM発表

リアルライブ会場の“返しカメラ”を、メタバースから動かす。リアルカメラ操作・オンライン中継ミドルウェア「O.T.O.C.A.M.」発表

VRアクセサリーの企画・販売を行う株式会社ROOX(本社:東京都豊島区)は、2026年7月1日、リアル会場に設置されたPTZカメラを、VRChatやclusterなどのメタバース空間から操作するためのリアルカメラ操作・オンライン中継ミドルウェア「O.T.O.C.A.M.」(Online Teleoperation of Onsite Cameras via Access Middleware、以下「OTOCAM」)を発表しました。

OTOCAMは、VISCA over IPに対応したPTZカメラと、メタバースプラットフォーム側の外部連携機能との間を仲立ちするミドルウェアです。VRChatではOSCを、clusterではワールドから外部URLに接続する「callExternal」を利用し、必要に応じて当社が提供する中継サーバを介することで、メタバース空間内からリアル会場のカメラを操作できるようにします。

本システムは、2026年7月24日開催の「Yoisora Fes Real 2026」で使用するために開発されました。同イベントでの稼働がデビューとなる予定です。



リアルライブで生まれる「もっと会場を見たい」という欲求
メタバース文化の振興とともに、物理的なイベント会場にファンが集まり、大型スクリーンに登場するアイドル・演者のパフォーマンスを楽しむ「リアルライブ」が増えています。

リアル会場には、身体全体を包み込む音響、仲間たちの熱気、会場内の密度など、オンラインでは得がたい体験があります。一方で、スクリーンの向こう側にいる演者にとって、会場の様子を十分に把握することは簡単ではありません。会場の返しカメラは固定されていることが多く、全体の雰囲気はわかっても、端の席の様子や、特定のファンが持っているアイテムまでは見えにくいからです。

「もう少し寄りたい」「あのファンの振っているアイテムを見たい」「その場の反応を見ながら、もっと交流したい」。OTOCAMは、そうしたリアルライブ特有の隔靴掻痒感を解消するために開発されたシステムです。


リアルライブで生まれる「もっと会場を見たい」という欲求

メタバース文化の振興とともに、物理的なイベント会場にファンが集まり、大型スクリーンに登場するアイドル・演者のパフォーマンスを楽しむ「リアルライブ」が増えています。

リアル会場には、身体全体を包み込む音響、仲間たちの熱気、会場内の密度など、オンラインでは得がたい体験があります。一方で、スクリーンの向こう側にいる演者にとって、会場の様子を十分に把握することは簡単ではありません。会場の返しカメラは固定されていることが多く、全体の雰囲気はわかっても、端の席の様子や、特定のファンが持っているアイテムまでは見えにくいからです。

「もう少し寄りたい」「あのファンの振っているアイテムを見たい」「その場の反応を見ながら、もっと交流したい」。OTOCAMは、そうしたリアルライブ特有の隔靴掻痒感を解消するために開発されたシステムです。


メタバース内からPTZカメラを操作。寄れる、動かせる

PTZカメラとは、パン(左右方向)、チルト(上下方向)、ズームを遠隔制御できるカメラです。一般には専用コントローラーやWeb管理画面などから操作しますが、OTOCAMは、メタバース空間内の操作とPTZカメラ制御との間を取り持ちます。

これにより、リアル会場の返し映像を単に眺めるだけでなく、演者や運営者が、必要に応じてカメラを動かし、ズームし、会場の反応をより能動的に捉えることが可能になります。

メタバース内から外部サービスに接続する方法は、セキュリティ上の観点からプラットフォームにより制約が設けられています。

OTOCAMでは、中継サーバを利用することでこの壁を乗り越えました。
clusterではワールド内の誰でもリアル会場のPTZカメラ操作に参加できるようになり、VRChatでは、OTOCAMのミドルウェアを設定しているユーザー間でカメラを共有することが可能となりました。


Yoisora Fes Real 2026で使用するために開発

OTOCAMは、2026年7月24日19時開催の「Yoisora Fes Real 2026」で使用するために開発されました。

Yoisora Fes Real 2026は、「リアルとメタバース同時開催」「同じ空を感じる青春音楽フェス」を掲げるイベントです。2回目の開催となる本年は「同じ空の下で、青春をつくる」をテーマに、リアルとバーチャルをつなぐ音楽フェスとして開催されます。

リアル会場に集まる観客と、メタバース側のアーティストや参加者が同じ時間を共有するイベントでは、会場の熱気や観客の反応を、単なる固定映像ではなく、必要な場所に寄り、見たい方向へ動かせる視点として扱うことが重要になります。OTOCAMは、そのコンセプトを映像とカメラ操作の面から支える実践的なシステムです。

VISCA対応カメラは高額であることから、当社が好適と認めたイベントへの貸し出しも行います。


なび公さん、苺どろっぷさんとの共同開発

OTOCAMシステムは、メタバースで活動するクリエイターの、なび公さんと苺どろっぷさんとの共同開発品です。お二人の担当したclusterアセット部分はBOOTHを通じて別売で提供されます。


製品情報

商品名称:O.T.O.C.A.M.
正式名称:Online Teleoperation of Onsite Cameras via Access Middleware
内容:リアルカメラ操作・オンライン中継ミドルウェア
対応カメラ:VISCA over IP対応PTZカメラ
動作確認済みカメラ:FOMAKO社製カメラ
対応環境:Windows / PCVR専用
販売ページ:https://shop.roox.jp/product/otocamptz/

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商標について

VRChatは、VRChat Inc.の登録商標です。
clusterは、クラスター株式会社の登録商標です。
VISCAは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の商標です。
FOMAKOは、FOMAKO社の登録商標です。
BOOTHは、ピクシブ株式会社の登録商標です。

本製品は、上記各社の公式製品ではありません。また、当社と上記各社との間に、明示的に記載したものを除き、提携・協業・承認・推奨等の関係はありません。

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本件に関するお問い合わせ先
株式会社ROOX
担当:水島電話:03-3565-6815